戦前ブルースの音源を聴くときや、戦前ブルースについてふと疑問に思ったことなどが出てきた時はいつも「戦前ブルース音源研究所」さんの考察を参考にしています。
で、私がちょっと思ったことを書きます。
ロニー・ジョンソンのことです。
あのロバート・ジョンソンが影響を受けた天才ギタリストのロニー・ジョンソンです。
彼の戦前録音の集大成ともいえる名盤「Steppin' On The Blues」を聴いて私は、その驚くべきテクニックと、次から次に出てくる流麗なフレーズに衝撃を受けました。
↓これですね
Lonnie Johnson (1899-1970) playing with the strings, 1928.
で、戦後、彼は再発見されてシーンに復帰するんですが、それからの音源も聴いて、ライヴ映像も観たんですが
Lonnie Johnson Too Late To Cry
どうも何か「質感」が違うような違和感を覚えました。
いや、確かに甘く艶やかなギターの音色、ジャズコードも使った独特の趣味の良さはどう聴いてもロニー・ジョンソンなんですが。
う~ん・・・。
と、思ってたんです。
そしたら「戦前ブルース音源研究所」さんも、そこんとこはやはりひっかかっておったらしく、やはり「同一人物なのだろうか?あるいはもしかして・・・」
というような書かれ方をされていたように思います。
公式には戦前に活躍したロニー・ジョンソンと戦後再発見されてたくさんの音源を残したロニー・ジョンソンは同一人物、正真正銘の本人です。疑う余地はありません、私も「偽者だ!」と、思ってるわけがありません。
ただ
「戦前のロニー・ジョンソン」とは一体何者だったんだろうか・・・?
という気持ちが少し、いえ、ほんの少しだけあります。
というサイトがあって、そこが凄いです。
「あれ?このブルースマンのこの曲って、いつ録音のだっけ?」
「この曲他誰か歌ってたな、え~と、誰だったっけ・・・?」
という時、よく参考にさせてもらっています。
「戦前ブルース音源研究所」
とにかく戦前ブルースをより深く楽しみたい方必見のサイト。
詳細は
・・・ググれっ!(^^)