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戦前ブルース

みんなで聴こう!戦前ブルース。いいですよ♪ 

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戦前ブルース名盤




V.A/HARMONICA BLUES  
(YAZOO)

ジャズ・ジラム、ジェイバード・コールマン、リー・ブラウン、アルフレッド・ルイズなどなど、戦前(1920年代~30年代)に活躍したハーモニカの達人たちの演奏がまとめて聴けるお得なオムニバス盤です。

戦後のアンプリファイドハープ、またはモダンブルースで聴けるような、ヘヴィなブルースハープではなく、カントリー・ブルースの、のどかでほんわかした気分になれる生ハープの音は、聴いててホッとしますよね。

しかし、演奏でマイクを使わなかった時代、ブルースマンたちはそれぞれ

「どうやったら個性的な音が出せるか?」

「自分のスタイルを確立するためにはどうすればいいか?」

というのを必死で模索しており、このCDを聴くと、名手達はそれぞれいかにリアリティと格闘して独自の奏法をモノにしていったか、その苦闘の跡も伺えます。

とにかく「歌うような、喋るようなハーモニカ」の妙技、その素晴らしさに、聴けば聴くほど感動させられる一枚です。

ロバート・クラムがデザインしたジャケットもイイネ!

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戦前ブルース名盤




Texas Alexander/1927-1928: Vol.1
(Document)

最初にこのCDに入ってる(私が持ってるのはレコード)「Range in My Kitchen Blues」を聴いて、凄まじい鳥肌が立ちました。

テキサス・アレクサンダー

戦前テキサス・ブルースの巨人にして、写真が一枚しか残ってない(それもかなり粗い、輪郭のぼやけたもの)伝説の人ですが、その声は、そのディープさが極まり果てた歌い回しは、まぎれもなくブルースの「最も深い闇の部分」を体現するものでしょう。

若き日のライトニン・ホプキンス、ローウェル・フルスンも直にその歌声を聴き、影響されたといわれております。

ひたすらに重く、暗い、といえばミもフタもありませんが、テキサス・アレクサンダーのブルースは、ブルースという音楽の、ひとつの「究極の形態」。そう断言できます。

ロバート・ジョンソン チューニング

「ロバート・ジョンソンのギターをコピーしたいけど、チューニングが分からない!」

と、お困りの方にこっそり教えますね。


ロバート・ジョンソンのギター、チューニングは「オープンA」です。

彼のヒーローであるサン・ハウスがオープンAでスライドを掻き鳴らしていたのを見て、ロバート・ジョンソンも同じチューニングをしているんですが、

更に自分のキィに合わせるため、2フレットにカポタストをしておりました。


つまり「オープンAの2フレにカポ」

これで試してみてください。


大体の曲はコレで弾ける

・・・かな?


戦前ブルース名盤



Bo Cater/ Banana In Your Fruit Basket -Red Hot Blues
(Yazoo)

戦前ブルースで人気を博したストリングス・バンド「ミッシッピ・シークス」の中心人物にして、チャットマン兄弟の一員、ボ・カーターのアルバムです。

美女とバナナが楽しそうに踊っているジャケットにムフフとなりますね。

カーターの歌はゆったりまったりしてて、本当にのどかですが、その奥底にはジンワリ沁みる哀愁があって、何とも言えない味があります。

「これが当時のデルタで人気だった音楽かぁ~」と思えば、戦前ディープサウスに対する想像も膨らみます。サン・ハウスやチャーリー・パットンほど個性的ではありませんが、なかなかにリズミカルで聴かせるテクニックをチラつかせるギターも味があります。




写真を見てみたら、あらなかなかのイケメン♪

戦前のブルースマン

 

Frank Stokes:Memphis Rounder (1928-1929) 
(Document)


知っている人は知っている、知らない人は全く知らない(何じゃそりゃ!)けど、知れば知るほど味わいで聴かせてくれるブルースマンがフランク・ストークス。戦前のメンフィスを代表するブルースマンです。

ゴツゴツしたヴォーカルに、コードストローク主体のギターが、もう何とも言えません!「ブルース以前」の音楽がどちらかと言えば中心ですが、その素朴さと力強さが一体になったスタイルはやはり個性的です。

で、コノ人、本業は鍛冶屋だったんですね。

う~ん、そういうところがまたイイんだよねぇ・・・。


 

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